◆大手会社社長令息な千歳と家族を失った白石の話






◆千歳千里
 日本有数の大手会社の社長令息。
 年は25〜7歳予定。未婚。
 結婚しないのは単純に見合い相手が全員好みじゃないから。
 ある日、父の関わる孤児の施設で白石を見つけ、独断で引き取ってくる。
 最初は白石の外見や縁者を失った子供特有の悲壮な雰囲気に惹かれただけだったが
 引き取ってすぐ一個人として白石に固執するように。
 それでも自分より十歳は幼い子供だと自覚もあり、かつ良心もあるので出来てキスまで。
 会社の重役で千歳の屋敷に部屋をもらっている橘とは学生時代の友人。


◆白石蔵ノ介
 外国の血が混じっていること以外はごく普通の一般家庭の一人息子だった。
 十五歳。しかし中学卒業間近に家族全員が惨殺される事件が起こり、その第一発見者となる。
 そのショックから、声を失って感情の起伏もなくなってしまう。
 他に親族がいなかったため施設に。
 その後千歳に引き取られる。
 最初はなにも話さなかったが千歳のふとした暖かい笑顔や、優しい手、自分を決して害さない
 優しさに心を少し癒されたのかある日から千歳とだけ言葉を交わすように。
 しかし言葉を失っていた期間が長く、感情がまだ真っ当に戻っていないため言葉は
 幼児のようにたどたどしく短い。言えて「ご飯」「痛い?」など短い。
 千歳のことも「ちぃ」と呼ぶ。「千歳」とは呼べない。
 橘を千歳の友人と理解して認識しているが言葉は向けない。だが橘の言葉は聞く。
 唯一残された家族の形見である妹のぬいぐるみを離さない。



 だいたい、千歳が白石を引き取ったところから。
 千歳は白石の外見と縁のない子供特有の雰囲気に惹かれて引き取るんですが
 引き取ってすぐ、白石の言葉がなくてもわかる生来の気の強さや気高い意志を感じて
 そこで完璧に落ちる。
 でも真っ当な良心もあるので年が十歳違うとかはまだしも(いいのか)家族を失って言葉も話せない
 子供を無理矢理、とか絶対出来ない千歳なので普通に一緒に寝たり、してキス止まり。
 普通に白石を最愛の弟のように可愛がる。
 それに失った家族を思いだし、千歳が本心から自分を守ってくれていることを理解した白石が
 段々千歳に柔らかい表情を向けたり、千歳だけは受け入れていることを感づいた橘の
 「よかったら名前呼んでやれ」という言葉を聞いて、ある日会社から帰ってきた千歳を初めて
 「ちぃ」と呼ぶ。千歳は感激。「それ、俺んこつ!?」って。
 その後は白石は「ちぃ、ご飯…」とか言って一緒に食べる、とか意思表示するように。
 千歳の帰宅が遅い時は待ってるよ。
 それにひたすら感動する千歳。
 でも白石を傷付けたくないので、やっぱりキス以上はしない。
 あ、千歳は白石を「蔵ノ介(または蔵)」と呼びます。
 そんな平穏な日々が続いて、ある日千歳は白石の同級生だった謙也と侑士に会います。
 謙也と侑士はひたすら白石の行方を捜してて、「会わせてくれ!」と。
 この話の千歳はひたすら白石に甘いし優しいので、心のどこかで白石がとられるのではないかと
 嫉妬っぽく思っても二人を白石の元に連れて行きます。白石が喜ぶ方が大事な千歳。
 でも白石は二人をスルーして千歳にしか話しかけない。
 ショックを受ける謙也と侑士。そんな二人にまたいつでも来ていい、と言う千歳。
 でも帰り際、微かに戻った記憶に呼ばれて、白石は謙也に「…謙也?」と。
 謙也と侑士は感動してまた来ると約束。
 千歳はちょっと嫉妬しつつ、でも蔵の方が大事、と我慢する。
 そんな千歳にキス(白石からのキスは千歳が自分にするのを意味もわからず真似ているだけ。
 でも相手に愛情を示すもの、とは理解している)して、「ちぃ? 痛い?」と心配そうに見上げられて
 千歳は嫉妬なんか吹っ飛ぶのです。本当にもう白石に惚れてるので。白石が自分を呼ぶだけでいい!
 みたいな。
 でもある日、千歳も橘も不在の時に、千歳が引き取った子供の話を聞いていた会社の同僚が
 あくまで千歳に用事で屋敷に来て、(でも千歳を社長の子供としか見てないので気に入らない感じの)
 待っている間、使用人の制止無視して屋敷歩き回っていて、白石に会う。
 これが千歳が引き取った?みたいに見てて、千歳と橘以外には怯える白石の外見に魔が差して
 手を出してしまう。白石は抵抗するけど、家族の惨殺の記憶が蘇って震えてほとんど抵抗にならない。
 それで最後まで犯そうとした時に、少し前に帰宅してその勝手を知って、白石に会ったらと焦った千歳が
 間に合って間一髪で助ける。当然そいつらは左遷かクビ。その前に千歳に殴られるけど。
 でも千歳だとわかると素直に「ちぃ」とすがってくる白石に安心して、抱きしめると謝って、
 とりあえず着替えさせようと白石と自分の寝室に行く。
 でもそこで、白石が初めて自分を「千歳」と呼んで、しかも口調も態度も年相応のもので
 千歳が焦って止めるのに自分から千歳に犯される。でも気を失って目覚めた後、その記憶なし。
 「ちぃ?」っていつも通りに千歳を呼んでくる。それが気になって調べて、千歳は白石が
 家族惨殺事件の前、姉や妹に手を出されたくないなら、という脅しから複数のヤクザとも関わり
 ありそうな不良に身体を差し出していたことを知って、抱かれる時だけそれが蘇っていると認識。
 所謂二重人格的な。
 普段の幼い白石とふとしたきっかけで現れる年相応だけど自分を“自分を抱き人形としか見ない
 ゲス”という意識でしか認識しない白石に惹かれてどうしようもなくなんとかしてやりたくてでも
 どうにも出来ない。
 そんなうちに白石の家族を殺した黒幕に気付き初めて…みたいな。
 話ですよ。
 …多分、下手するとこれアップされた頃には書いてます多分。
 タイトル未定…。