死星

-SISEI NO MORI-

後書き



 《※この白石は千歳がいないと大変困った事態を引き起こします。
   扱いにはくれぐれも細心の注意を払い、千歳と引き離さぬようご注意ください。》

 て、いう注意書きが必要じゃないかこの白石。って友人に言われました。
 最初は普通に浮かんで、光謙も書こう、こいつらは多分喧嘩の延長で一線越える、とか話してたんですが、千蔵がどシリアスだったためにそんな話は書けなかった。番外でいつかチャレンジしたいです。
 順調に執筆していたこの話で、我が家の白石のある困ったとこがわかりました。上記。
 六話以後、千歳がいなくなったら白石がストライキした。動かないこのひと。
 プロットたってんのに動かない。初期、大仕事(謙也初任務)を挟んで、その後に千歳が帰る、だったんですが、白石がストライキして動かないから話進まなくて。
 急遽、すぐ千歳を戻すことになり、そしたら白石動いた。
 ウサギだ。我が家の白石はマジウサギだ。
「ウサギ」は比喩だったし、あのパラレル(ウサギと言いだしたやつ)のみ「ウサギ」という意味で、他の話はそんなことないだろう、でした。
 ただ、今回わかったけど、我が家の白石は千歳がいないとマジ死ぬウサギでした(爆)
 友人と「ウサギ蔵ノ介謀反を起こすの巻き」とか言うてます七話は。
 ちなみに最初、六話以後の展開で立っていたプロット、「帰ってきたと見せかけた千歳は幽霊で白石を連れていっちゃった」というバッドが浮かんでいて、ほぼ同じ流れでやれたんですが、まあやめました。
 いつか帰ってきた千歳と白石の平和な日常。と進展した光謙を書きたいです。
 後書きっていうか白石の話になった。


 2009/05/08 海瀬徹