有罪

 第一話◆有罪−原罪−



 この「有罪」シリーズでは、普通のカップリングでは書かないことを書いていく予定です。
 社会的正義や、仲間からの同性愛の忌避も書く予定。
 この話の千歳は、白石が好きだけど、それを普通に「気持ち悪い」と思う良くも悪くも普通の感性設定です。
 普段表で彼らが気にしてない男同士、ということが念頭に「気持ち悪い」「間違ってる」という
 戸惑いや忌避で描かれるのがこのシリーズ。
 それでも千歳は白石が好きだと腹をくくります。
 白石も千歳が好きだと言いながら、普段の話とは違う考えで接します。
 不意にこいつらをあまりに普通に書くけど、普通の常識で書いたらどうなんだろ。
 と思ったのが始まり。
 普通にこの話の彼らは男同士ということに「気持ち悪い」「普通じゃない」と考えて
 迷ったり、仲間故に千歳を非難したりする謙也のいる話です。
 それを承知の上でどうぞ。
 基本、千歳以外は白石を仲間、親友、部長以上で見ていない話です。
 不定期更新のかわり、一話完結。